北海道に住みたいと言っているだけのブログ

サロンパス

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例に漏れず子の抱っこで腰が崩壊したので、取り急ぎ湿布を買ってきた。運動とは無縁の生活をしていたので、湿布のお世話になるのも実は初めて。

質より量ということでサロンパスを選択。ほかの湿布と比べて明らかに枚数が多く、コスパがよかったため。風呂に入って剥がすことを考えると最低でも 1 枚/日を消費するので、フェイタスロキソニンといった高級 (?) 湿布は手が出しにくかったのである。

家に帰って早速封を開けてみたところ、ものすごいサロンパ臭。抱っこされる赤さんも思わず顔をしかめるほどの激臭だった。奥様にも不評で、1 日でも早く使い切るように通達されている。ニノさん、もっと早く教えてよ…

肝心の効き目だが効いているような効いていないような。よくなってる実感はあまりないが、一方で悪くもなっていない感。なので効果はあるのだろう。

サロンパ臭で思い出したのが、幼いころになぜか祖父母の家にちょくちょく遊びに来ていた飯田さん (仮名) だ。スーツを着て、眼鏡をした薄髪の典型的なリーマンという感じのおじさん。叔母の知り合いとのことだったが、いったいどういう繋がりだったのかは未だにわからない。飯田さんとはほとんど喋った記憶がないのだが、強烈な薬品のような体臭があったことは強く覚えている。なのであまりいい印象はなかった。だが今思えば、飯田さんも腰痛、あるいは肩こりなどで悩んでいたのではないかと思う。そう思うとなんだか許せる。なぜなら同じサロンパス仲間だから。そして今度は私が「臭いお父さん」として子から思われていることだろう。臭いは時を超えて響きあう。