北海道に住んで嬉しいと言っているだけのブログ

麺日記 [2]

寳龍 アピア店

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うまい

いつも昼時は行列で敬遠してたが、安定のおいしさ。

驚いたのは、道内には支店が 30~40 店舗くらいあるらしい。すごい。本店はすすきの。

 

三代目 月見軒 札幌駅北口店

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あー、うまい

寶龍に負けず劣らずの札幌王道系ラーメン。

15 年ぶりくらいの再訪だったのだが、当時より人気?な気がした。

 

なけなしのバイト代を握って久々の外食としてこの店にふらりと入った当時を思い出す。味オンチだったので食べてどんな感想を抱いたのかは定かではなかったのだが、心はしっかりと満たされたことを覚えている。

 

札幌つけ麺 風來堂 (豊平公園)

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うまい

札幌のつけ麺の中でも特に高い評価のようで、平日昼間でも大盛況。

ただ、自分はつけ麺はあまり好きではないので、ラーメン。塩だったかな、鳥白湯と魚介の味わい深いスープがめちゃくちゃおいしかった。柚子味のメンマも特徴的。ここはちょっとレベチかも。そもそも最寄りが豊平公園駅ってのが渋い。

 

どこかの山岡家

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癖になる味でうまい

どこの山岡家だったかは忘れたが、やはり床はベトベトしていた。そんなことも忘れさせるような山岡家オンリーの味ですね。

 

えびそば一幻 総本店

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悔しいがうまい

実は東京駅の八重洲地下街にも支店があって、穴場で混まないので何度も通っていた。一方で道内にある 2 店舗 (総本店、新千歳空港店) はどちらも爆混みで足が遠のいていた…が一度は総本店を通っておきたい!ということで開店前から並んで挑んだ。

山〇家と比べてはいけないほどのクリンリネス。スペースのある空間作り。店員さんのホスピタリティ。やはり王者は強い。味は言うことない、唯一無二のあの味。大盛りにしても足りなかったのでサイドメニュー頼めばよかったな。

 

まるたかラーメン (北 12 条)

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オーソドックスにうまい

旭川ラーメンを札幌駅近で。シンプルな見た目に反して、旨味をしっかりと感じられて味わい深い。これは毎日食べたいやつ。それにしても旭川ラーメンの店だったら塩じゃなくて醤油にすればよかったな。また行こう

 

うどんのそうまや (大通)

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こだわりのうまさ

ここにきてうどんである。突然だが自分はうどんには結構厳しい。舌が肥えているというわけではないのだが、なぜか評価が二分しやすい傾向にある (つまり Dead or alive)。ちなみに好きなうどんは水沢うどんと伊勢うどん。

と、どうでもいいことを思いつつ、やはり昼時は行列必至のお店。これが納得の味で、つゆを一口すするだけで口の中が幸せでいっぱいになる。塩味の少ないあっさり関西系をベースとしながら、旨味を上手に引き立てたまさに完璧なつゆだった。麺はツルツル系で自分の好み。そこに道産野菜が加われば敵なし。

北海道はラーメンもいいけどうどんもいい。

 

ちゃんぽん一鶴 中の島店

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本州うまい

長崎ちゃんぽんの名店へ。自分は本番の長崎ちゃんぽんというものを食べたことがなく、例のチェーン店しか味を知らないので、そもそも経験値というものが皆無に近いのだけど、そんな御託はどうでもいいくらいにうまい。

ひとくち食べれば旨味の洪水が発生する。野菜もそうだけど魚介がすごいな。ホタテを特に感じる。ちょっとこれはイケナイものが入ってるんじゃないかと思うくらいに中毒性がある。

今のところ、北海道に引っ越してきてから一番感動した料理かもしれない。海鮮丼でもジンギスカンでもなく、ちゃんぽんなのだった。

 

ちゃんぽん一鶴 中の島店

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ということで再訪した (with ファミリー)

この店のいいところは子供連れもウェルカムなところ。こういう点も地元民に愛される所以かもしれない。

そんな地元民に人気なのがあんかけ焼きそばということで、頼んでみた。旨味のベースはちゃんぽんのあれなので間違いない。あとは焼きそばが好きか、ちゃんぽんが好きかの違いかもしれない。

どちらも捨てがたいが自分はちゃんぽん派。ということで次回はちゃんぽんにする。

 

むすび

「うどん」「ちゃんぽん」のような、一見北海道とはあまり縁のなさそうなお店が強いなと。こういう店は観光客が来づらい。「北海道に来たのでちゃんぽんを食べよう」とはそうそうならない。

なので、地元民に認められるような本当にうまい店じゃないと淘汰されてしまう。特に札幌民はミーハーなので、「うどんのそうまや」「一鶴」のように長く続けられるというのは本当に凄いこと。

道産食材の強みを生かして本場を凌駕するようなスタンス、嫌いじゃない。

 

あなたも、ちゃんぽんで感動してみませんか

一軒家を買うた

ライフステージのハト派

実は今年の 3 月に家を買った。

そもそも自分はライフステージの変化には (移住を除き) 慎重な方である。できるだけ現状維持でいたい。人間の本能に忠実なタイプ。

家を買うかどうかは 10 年前くらいから要所要所で検討してきた。だが、東京オリンピック特需の建築費高騰から始まり、コロナ禍によるウッドショック、住宅バブル、インフレ・利上げなど、いろいろな難癖をつけては判断を先延ばしにし、賃貸マンション生活を続けてきた。

いよいよ北海道に越してきたところで痺れを切らしたのが妻であり、SUUMO の物件ページを LINE で巧みに差し込んでくる。気付けば不動産屋に行っていくつか内覧するはこびとなっていた。そりゃ、現状維持バイアスでガチガチに固められた旦那がいたようじゃ誰でもそうなる。

内覧を始めてから半年くらいだろうか、よさそうな物件が出てきたので新築の建売 (by 地元の工務店) を買った。こんな簡単なノリで大丈夫かお前らと思われても仕方ないが、誰もが通る「新築 vs 中古」「注文 vs 建売」といった議論は一通り済ませている。十分に納得した上で、満を持しての購入となっている点はここで強調しておきたい。物事が変わるのはいつも一瞬である。

あっけない購入プロセス

購入と決まればローンの手続き。これまで経験がなかったのでスーツを着て金融機関をハシゴしてペコペコして…なんてことを想像していたのだが、地元の銀行で特段問題なかったのでハシゴすることなく、またスーツなんぞ着なくても審査は無事通ることを学んだ。

それにしても人生で最も高い買い物をする割にはアッサリとした購入手続きだったように思う。このへんはなるだけ合理的な運用になってるんだろうな。あと金利な。まぁこれまでが低すぎたのだが、それにしてもあと 1 年早ければ、2 年早ければ、…などと考えていけばキリがないくらいには劇的に上がっている。それでも、今を生きている我々としては、現時点で取りうる最善の選択をしていくまでである。当面金利は上がり続けるだろうという判断。

住んでみた。

建売なのでお金払ってサクッと入居。ナフサナフサ言ってる今から建てるとかいう状況じゃなくてよかった。

持ち家に何を求めるかは人それぞれで期待することもまた十人十色。だが、自分はあくまでも期待しすぎないようにした。100% 満足できる家など存在しない。ましてや建売なので。そんな感じで住んでみたが、…あらやだ。思ったよりもいいじゃないの。どこもかしこも及第点を超えてくる。さすがは令和最新版の家だ、という貧相なワードしか出てこないが、とにかくいい感じだ。

これは令和平成関係なしに、各部品のグレードが賃貸よりも上がっていて、なにかと使いやすい。特に、トイレ・浴室・キッチンなど、部分部分で掃除がしやすいような作りになっているのが素晴らしい。なぜ賃貸はわざわざ変な溝があったり汚れが溜まりやすいような作りになっていたのだろうか…?

あと、一軒家で地味に良かったのが庭の散水栓。いわゆる外にある蛇口。早速ケルヒャーを買って高圧洗浄で遊んでいる。意味もなく玄関を掃除したくなる。洗車も捗りすぎて楽しい。毎日洗車したい。(けど周りの目が気になるのでやらない)

それにしても、壁を隔てた先に赤の他人が住んでいないというのは、実に何年ぶりだろうか。実家に住んでいた高校時代以来かもしれない。大学生になってからずっとアパート・マンションのような共同住宅にいたので、なんだか変な気分だ。BOSE のスピーカーを大音量で流してもいいのか。…というのは半分冗談だが、音でいうと最近は子どもがザ・男児という感じで日々大騒ぎしているので、絶妙なタイミングで集合住宅から脱しておいて良かったーというのはある。もうあいつは毎日パワーが有り余っていて笑っちゃうよ。これからも元気に育ってくれ。

不確実性下の中で

ということで、一軒家も悪くないなと思ったのだった。

家という最も高い消費財、これまでの自分だったら経済合理性を重視してほかのことにお金を使っていただろうが、なるほど、ファミリー世帯がこぞって家を買い始める理由がなんとなくわかった気がする。とはいえ、昨今の問題として首都圏では家を買うことすら難しい状況になってきているので、その反動で北海道のような地方がもっと盛り上がってきてくれるとよい。(家を買うためだけにわざわざ寒いところに来る人はそう多くないだろうけど)

自分としても、これが一年、二年と経ってきて家への印象がどう変わってくるのか興味がある。やけにコスパの良い家だったが、どこかからボロが出てきたりしないだろうか。こればかりは住んでみないとわからない。だけど、ボラティリティの高い昨今で悔いのない人生を歩むために、一定のリスクを許容しつつ可能な限り大胆にやっていこうというのが、ここ最近の生き方。

札幌移住 1 年

念願かなった千葉→札幌への移住から 1 年。軽くまとめてみる。(以下、移住というと少しこそばゆい感じがするので、引っ越しと表現する)

引っ越してみてどうだった?

観点 1: 家計

いきなりリアルな話をすると、引っ越し前の 2024 年と後の 2025 年を比較して、生活費が増大した。

  • 食費: 120%
  • 水道光熱費: 160%

引っ越しで生活スタイルが大きく変わったため一概に数字の優劣を比較することはできないが、我が家のイチ事実としてこのような結果となった。

少なくとも食費は下がると思っていたのだが、まさかの 1.2 倍。 スーパーなんかに行くと、安いものとそうでないものが割とクッキリしている印象。道内生産できていないものは、輸送コストが上乗せされているのかもしれない。 そもそも、北海道はその気候ゆえに農作物の得意不得意が激しい。食材によっては、年がら年中本州以南に頼らざるをえないものも多い。

外食頻度が増したのも大きな要因。というか、これが全てだった。後述するが、毎回の外食が楽しみすぎてつい散財してしまうのがよくなかった。試しに外食頻度を下げたら引っ越し前とほぼほぼ同程度の水準に戻った。

光熱費でいくと、夏の冷房代は下がったものの、冬の暖房費が爆増。このへんは土地柄仕方ないのと、借りている部屋の日当たりが絶望的に悪いのも要因。

思っていたよりも支出は減らなかった。

観点 2: QOL

地のものがうまい。たまに自分で作った料理に舌鼓するときがあって、これは自分の実力なのだと自惚れるときがあるが、だいたいは道産食材に助けられていることが多い。 回転寿司がうまい。「美味しいのが当たり前」になってきている自分の生意気な舌に対して、ため息が漏れる。

スーパーに行くのがいちいち楽しい。北海道で経済圏ができているから、当然だけどほかの地域とはスーパーの毛色が違う。特に札幌はひしめき合うスーパーがしのぎを削っていて、優れたスーパーしか生き残れなくなってきている。最近はロピアとか道外スーパーが道内に進出しに来ているけど、頑張って蹴散らしてほしい (個人の感想です)

ほかの視点でいくと、人との距離感がちょうどいい。適度な人口密度。休日の昼間にカフェに入ってもだいたい座れる (大通・すすきのは除く)。 一方で北海道の接客レベルは低いとよく揶揄されるが、個人的にはそれくらいがいい。やる気のない店員と、はなから期待していない客がお互いにタメ口でやりとりするくらいのユルさでいい。それでもって雪道で車がスタックしたときなど、いざというときは助け合う。

温泉天国。軽く車を走らせればどこかしらの温泉にぶつかる。観光地でなければ人もまばらで、人のストレスが皆無なのが嬉しい。真冬の氷点下の日に入る露天風呂が最高だ。毎度毎度、多幸感が得られる。ちょっと遠出して地方の温泉施設に行き、サウナで地元の漁師の会話を聞くのもいい。

ドライブ。すっかり趣味のひとつになってしまった。たまの休日にオロロンライン (国道 231 号) へ走らせて日本海を覗きに行くのが楽しい。

ということで QOL は言うことない。

観点 3: 気候

寒さについては経験済のため特に気になることはなかった。

問題は雪だ。2024 年度は雪も少なく過ごしやすかったのだが、2025 年度は報道にもあるように災害級の大雪だった。降雪に対して除雪が追い付かず、地方の命の綱であるクルマが使えないという恐怖のシーズンになった。 そして、来シーズン以降はこのような災害がより顕著になってくるだろうということだ。それは温暖化に代表される気候変動と、除雪業者の人手不足・残業規制といった要素が絡み合って生じうる。

本当はこの記事、半年前には筆をとっていた。去年の 12 月ですでに 1 年経ってたから。だけど、その後の雪害があまりにもひどくて、記事の方向性をどうすべきかがずっと定まらなかった。いまだに雪に対してどう向き合っていけばよいのかは固まっていないのだけど、少なくとも今後も根深く対峙していかなければならない課題だとは思う。

観点 4: 思い出補正

過去の記事で何度も言及しているように、学生時代の思い出で北海道への愛がブーストしているのではないかという仮説があった。 実際一年過ごしてみて、この想いはどうなったか?北海道の暮らしというハレがいつしかケになって、気持ちの変化はあったか?自問自答した。答えは「まったく変わらず」だった。相変わらずこの地で過ごす日々に愛しさが溢れている。四季の移ろいに感嘆する。ウェルビーイング。

まとめると

金はかかるが幸福度は上がった。後悔の念は一切生まれなかった。

付録: 引っ越しのためにやったこと

会社に勤めたり家庭を持ちながら、引っ越し―移住―を決めるのはなかなかハードルが高い。 n=1 の例になるが自分がやったことを書き出してみる。

  • 期間的なリミットを決める
    • まずはこれ。自分の場合は子供の小学校入学をリミットとし、これを過ぎたら引っ越しをキッパリ諦めることにした。学校を転校させたくないのが理由。
  • 引っ越しの意志を公言する
    • 妻、勤め先、友人など。もちろん実現するかどうかはわからないが、とにかく周りに言い続けると、チャンスが舞い降りてくることがあるので、それを確実に掴む。
  • 仕事を決めてしまう
    • 北海道から仕事できないか、当時勤めていた会社に相談してみた。当然ながらダメだった。
  • とりあえずきっかけを作りにいく
    • 百聞は一見に如かず。
    • 北海道に頻繁に足を運ぶ。適当な役所の移住課に凸してみる。(あのときはアポもせずに快く対応くださってありがとうございました To 中央区役所)
  • きっかけを作り出す
    • 幸か不幸か、子供から貰った風邪で肺炎になり入院することがあった。暇を持て余したベッドの上で死生観を見直した結果、フットワークが軽くなった。

上記を勘案して、最終的には独立することにした。 これで仕事という難題をクリアした。そうと決まれば、あとは以下を高速で進める。

  • 住みたいエリアに目星を付ける
    • とりあえず賃貸からスタートするのであまり深く考えない
      • 悩んでいる時間はない
  • 保育園を決める
    • 区役所に連絡して空き状況の確認
    • 空いてなければ認可外も活用
    • 随時見学に行く (飛行機に乗りまくる。お金が飛ぶ)

仕事が絡むので、正直、家庭持ちの身がエイヤでできる類いのものではないが、エイヤのリスクを減らすことは誰にも検討の余地がある。また、家庭の事情などでそもそも住んでいるところから動けないケースもある。我が家のように核家族で共働きだったのは運がよく、万が一どちらかの転職がうまくいかなくてもある程度はリカバリーできる体制だったのが功を奏した。もちろん、妻をはじめいろいろな人のバックアップがあって今ここにいる。 人生は一度きりだし、入院は突然やってくるので、住みたいところがあるのなら元気なうちに行動にうつす。これしかない。