北海道に住みたいと言っているだけのブログ

学校ぼやき

先日、仕事の関係で小学校へ行った。

何もかもが小さい。

あと、調べ学習の成果物が廊下に張られていたりして、よく見るとどれも「背景」「結果」「まとめ」といった章立てになっていた。実は小学生の頃からこういう訓練ってされてたんだなあ、と思ったり(全然覚えてないや)。まああの頃はゲームのことしか頭になかったな。

 

ほかにも驚いたことがいくつかあった。

まずひとつめは、やっぱりみんな YouTube が大好きなんだな、ということ。YouTube が低年齢化してきたと騒がれて久しいが、その実態を垣間見た。

YouTube はこれ以上ないほどの時間泥棒ツールだと思っている。最近は関連動画のレコメンドアルゴリズムが賢くなって、ついつい他の動画へ他の動画へと目移りしてしまう。で、気付くと深夜、なんてざらにある。

小学生の頃からこんなのがあったら、自分は今頃どうなってしまっているか…。

ただ、親の立場としては一方的に子供から取り上げるんじゃなくて「どう YouTube と付き合っていくか?」に舵を切って考えていくべきだとは思う。

 

ふたつめ。流行に対するアンテナが高い。…というか、私の職場が流行に疎いだけなのかもしれないが。

YouTube の話と若干かぶるけど、小学生、皆 PPAP をひたすら口ずさんでいた。辛うじて私も知っていたから良かったけど、たぶんこれからは段々とついていけなくなってくるのかも、と思うとちょっと寂しくなるアラサーのひとりごと。

 

みっつめは、スマートフォンの所有率。すげー、小5にもなるとだいたいの子が持ってた。

ウェブ上の情報って未だに大人だけが見るものという認識、というか、そういうバイアスが拭えていない気がするんだけど、実は子供もたくさん見ているという事実。これを忘れちゃいかん。2chまとめサイトとかひどい。平然と18禁コンテンツが掲載されてたりする。

正直、子供にとって不適切な情報ばかりがネット上には蔓延っている。なので、適切なフィルタリングが重要。

しっかりフィルタリングするんだったらホワイトリスト方式(=許可したサイトしか見ることができない)で管理すべきだけど、一方でそんな窮屈な世界に子供は満足できるわけもない。

となると、これも「どうやって不適切な情報と付き合っていくか?」という問題に帰着するのでは…? とっても難しいですけどね。大のおとなでさえ真意のない情報に騙されたり影響されたりしているのだからいわんや子供をや、という。

学校での情報教育を充実させるべきなのはもちろんとして、学校に任せっきりではなく家庭でもしっかりと、かつじっくりと、向き合っていくべき問題と思う。