シルバーウィークの前半、9/17~19 にかけて山形へ行ってきた。今ホットな金沢でもなく、仙台でもなく、あえての山形。
これは結果的にとても良いチョイスだったなあと思う。理由はのちほど。
朝の神田、出発
朝の神田駅。誰もいない。
新幹線をとったのが遅めだったので、空き座席の関係から始発を選択。
自宅から東京駅までの所要時間を考えると、絶対に朝起きられない!と思ったので、前日に東京駅近くの神田で一泊した。
それでも朝4時起きとかそんな感じ。
確か5時過ぎあたり。
それでもホームに出るとちらほら人はいる。
中央線で1駅、東京駅。
いよいよ新幹線「つばさ」に搭乗。
駅弁は健康を意識したやつ。品数が多ければ少量でも満足できるので。
意外とご飯が多くて大満足。
山形
あっという間に山形着。
新幹線の切符と一緒に申し込むと割引になる駅レンタカーで早速移動開始。
蔵王へ
道中でレストハウスがあったので休憩。国定公園なのに商社が運営してるんですね。
ソリで滑ったり釣りができたりと、子供にとってはたまらない遊び場っぽい。
ジンギスカンで大人も大満足。
時間があれば食べたかったなー。
お釜
蔵王の目玉、お釜へ向かう。
お釜とは蔵王連峰の火口で、そこにあるカルデラの湖がたいそう美しいとのこと。
頂上へ行くためにはロープリフトに乗らねばならず、悶絶。揺れまくって冷や汗が止まらなかった。
お釜は山形と宮城の県境に位置しており、リフト乗り場の地点では宮城だったがリフトの途中で写真のように山形県へと変わる。
10分ほど高所恐怖症と戦いながら、山頂へ到着。
とりあえず何も見えないし、モンスターでも飛び出してきそうな妖しさ。
そして寒すぎる。普段着で来るもんじゃない。
周りの人はしっかりとトレッキング用の防寒着だった…。
そして案の定、お釜も全く見えず。
山形出身の美容師さんにあとから聞いた話だけど、霧が晴れてしっかりと見える日はそんなに多くないらしい。う~む。
仕方がないので、併設された食事施設でおいしいカツ丼。
外を眺めながら食べていると、なんとみるみる霧が晴れていく!
お釜の御姿も無事眺めることができた。
あの中は実は強酸性で、生き物が住めないほどのレベルらしい。
曇ってるのがまたヤバイ雰囲気を醸し出していて良いですね。
一方で晴れていると、太陽の光で色が刻々と変わるらしい。
いい景色だ。
さらに山頂方向へも歩けるので、行ってみた。
山頂は謎に石が積み上がっていて不気味であった。
ただの鳥居だけど、なにやらラストダンジョン的な雰囲気。
山形だけあって、山だらけだ。
銀山温泉
宮城との県境にそって北上し、山形の北東部、尾花沢市。
あたりは素敵な旅館だらけ。
本当はここ銀山温泉で泊まろうと思っていたものの、どの宿もほとんど埋まっていて僅かにあった空室も足元を見たようなお値段だったので泣く泣く断念。
ならばせめて温泉だけで入って帰ろー!と思いきや、どの旅館も「日帰り入浴の時間は終了しました」の一点張り。えっ、夕方だともうダメなのか。
仕方がないから、近くにあった滝に入るか…
まあ、歩いているだけでも楽しいところです。
ちなみに山形出身の美容師さん曰く「山形の人はわざわざ行かないところですね」と言ってた。
なぜかと訊いたら「ここまで行かなくても近くにたくさん温泉があるから」とのこと。
そういえばそうだ。旅行前に山形の「まっぷる」を眺めていたら、観光スポットが温泉だらけで笑った覚えがある。まさに山形は温泉大国、好きな人にはたまらないだろう。
温泉に入れなかったのは残念だったけど、蕎麦ソフトクリームはうまかった。
ついでにご飯にしよう。
やっぱり蕎麦。あと山形の地ビール。(あまりに美味しそうで、撮影前にちょっと飲んじゃった)
いやー、最高という言葉はこういうときに使うもんですね。
さて、銀山温泉は陽が落ちたあとの夜景が実に素晴らしいとの前評判だったので期待していたが、店から出たらまさかの土砂降り。悠長に写真が取れる状態ではなかった。
残念。
この日の宿は新庄市でビジホ。