北海道に住みたいと言っているだけのブログ

楽しい fun

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駅とかで「鳥のフンにご注意ください」などと書かれている注意書きを見ることがあるが、なんとも免責な感じがするなぁと。

そもそも注意と言われても一体どうすればいいのか。フンが落ちてきたら避ければいいのか。そんなことができるのか。いや、頭上に鳥がいた時点で離れればいいのか。でも、あちこち飛び回りながらブツを投下された日にはどうすることもできない気もする。というか、前を見ずに駅構内を歩くのは首都圏では特に危険だ。

駅側も成すすべがないことは十分承知している。下手に駆除すると某タクシーの運転手みたく警察に捕まってしまうかもしれないから、注意書きでお茶を濁しておくのは間違いない選択だ。

 

そんなことを最近ぼんやり考えていたら、今日、人生で初めて鳥のフンを全身に浴びることになった。保育園の送りの帰り道、天気の良い師走の朝だった。量が多かったのか、「ドン」という思ったよりもヘヴィなサウンドを響かせながら、我がジャンパーの上へ大胆に着丼した。否、ジャンパーのみならずベビーカーも道連れになった。保育園に預けた後だったので、子に着丼しなかったのは不幸中の幸い。加えて、今日に限ってナイロンのジャンパーを着ていたので、即家に帰って洗濯機に突っ込むことができたのもよかった。ナイロン最高。最近ナイロンにハマりすぎて、そういえばパンツやバッグもナイロンだらけである。いつかは全身ナイロンでキメて、またあのヘヴィなフンを迎え撃ってやりたい心持である。

アデノン 35 mmF1.2

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先々週の末くらいに子供がインフルエンザとアデノウイルスに同時感染した。インフルは自分も何度かかかったことはあるが、こんな具合に同時にかかることはなかったから、想像を絶するようなキツさであっただろう。生まれてまだ 1 年経ってないのに、生きる辛さを味わわせてしまったな。それにしても負荷かかりすぎて死んでしまわないか心配だったが、そこはさすが人間というか医療の力というか、無事だった。

というわけで保育園は出席停止となり、先週はほぼ仕事ができず。

週末になって子供がようやく元気になってきたところで、今度は自分がアデノウイルスを頂戴し発熱。こいつ、インフルと違って特効薬がないからインフル以上にたちが悪い。そしてインフル並みにしんどく、全然治らない。昨日で発熱 5 日目だったのだが、仕事 (リモート) が途中でできなくなるくらいにはしんどかった。発熱 6 日目の今日、ようやく 8 割方回復を感じられるようになった。でもまだ喉と頭はじんわり痛い。アデノウイルス半端ない。

それにしてもインフルの予防接種はしておいて本当に良かった。さもないと子の二の舞となるところだった。いや、同時感染のキツさがどんなものか、少し味わってみたい気もしなくもなく…

T カードの更新に行ってきた

毎年 10 月は T カードの更新月なので、今年も近所の TSUTAYA でお金を払って更新してきた。

T カードは去年更新してから一度も使っていなかったので、いっそ解約してもいいくらいだったのだが、今年も更新してしまった。今は亡き札幌の「TSUTAYA 北 14 条光星店」で発行した T カードだからだ。

 

「レンタル有効期限」が古いのはご愛敬 (なぜか店員が書き換えてくれなかったけど今も有効)。

CD/DVD レンタルなんてもう何年していないだろうか。でも T カードを作った当時 (2010 年ころ) はストリーミングがそれほど流行っておらず、まだまだレンタルの牙城が残っていた最後のタイミングだった。

当時大学生で時間が余っていたのと、音楽に飢えていたので、毎週のようにここ北 14 条光星店へ足を運んでいた。

品揃えはかなり良い、とは言えないごく一般的な店舗なのだけど、たまにマニアックなアルバムがあったりして、だらだら棚を眺めているだけでも楽しいところだった。

店舗独自のキャンペーンも積極的にやっていて、確かアルバム 10 枚 1000 円とかで、お金のない学生にも有難かった。

かなり好きなお店だったので、車の免許を取って、レンタカーで初めて寄ったのもここだった気がする。近所なのに。

 

そんな思い入れのある TSUTAYA も昨今の大量閉店の方針により、数年前につぶれてしまった。

せめて、ここで発行した T カードは生かしておきたい、つなぎとめておきたい。そんな思いで、毎年使いもしない T カードの更新を行っているのであった。

 

北 14 条光星店のほかにも、行きつけの TSUTAYA があった。「札幌駅西口店」と「札幌琴似店」である。

「札幌駅西口店」は文字通り駅の西口という一級地の TSUTAYA である。できたのが 2010 年代前半? と新しめとあってモダンな作りだし、品揃えも非常に良かった。趣味の合う店員がいたり、研究室の先輩とばったり会うことも多いなど、人との接点にもなりえた場所だった。潰れてしまったが。

「札幌琴似店」は比較的大きめの郊外型店舗で、やはり品揃えが素晴らしかった。希少盤と言われている BOaT というバンドの RORO というアルバムが置かれていて、たいそう喜んだのもいい思い出である。住んでいた家からは少し遠かったので、ここぞというときに数十枚を一気にレンタルしたものだった。潰れてしまったが。

 

諸行は無常だが、T カードは永久不滅だ。

 

これら 3 店舗をつなげると三角形となり、俗に「札幌 TSUTAYA トライアングル」といわれている (いわれていない)。