北海道に住みたいと言っているだけのブログ

イヤホンのヒモ問題

イヤホンといえば有線。絶対的に有線だった。無線はいかん。圧縮された音源を Bluetooth のためにさらに圧縮する羽目になってしまう。あとそもそも見栄えも変だ。耳からなんか出てて違和感しかない。この見た目に時代がまだ追いついていない。イヤホンは有線に限る。

頑固一徹を貫いていたが、1 月にワイヤレスイヤホンを買った。

 

ja-jp.sennheiser.com

なんという掌返し。人の気持ちなんてそんなものなのか。

ネットニュースで見たことのある人も多いかもしれないが、もともとは 3 万近い値段が今だけ 40% OFF というニンジンに吊られ、なおかつ当時は仕事でストレッシングだったこともあり、衝動買い。

とはいえ Bluetooth である。音質はあまり期待しないで聴いたのがよかったのか、結果的にはめちゃくちゃ満足してる。気にしていた音質に関しては、もちろん有線の 3 万クラスとは比べ物にならないくらいに悪いけれど、イヤホンとは思えないほどの音場が広がって、音源によってはとても心地よい。

そして何より「ヒモ」ことケーブルがないのがここまで快適だとは思わなかった。動きやすいのはもちろんだけど、着席時においてもヒモがないことのメリットは大きい。なぜかというと、有線イヤホンを装着したときのヒモの重さがなんとも気になってしまう身体になってしまったから。この取り回しの良さは、音質の悪さを十二分に上回る。

とはいえ Bluetooth はまだまだ発展途上に思う。音質もそうだけど、安定性も気になる。例えば電子レンジを動かすと音が一気にブツブツと切れてしまう。これは地味に痛い。無線というフットワークの軽さを生かして料理時にこのイヤホンを使うことも多いのだが、音切れを嫌うあまり電子レンジをなんとか使わないように頑張る自分がいる。料理によってはレンジを回避するのはなかなか難しい。チンしないとカボチャ切るのは大変だし、豆腐の水分を飛ばすこともできない。意外と欠かせないのが電子レンジ。そうすると、無線イヤホンを使うよりもスピーカーがあったほうがいいな。うん、買うしかない。(GoTo沼)

 

www.ear-phone-review.com

それはそうとこれは笑った。カセットプレイヤー風オーディオプレイヤー。時代は廻る。$2199 だそうな。

近頃のオーディオ事情

Stay Home する上でも、Work from Home する上でも、重要なポジションを担ってくれているのが音楽。

我が家は狭く仕事部屋というものがないため、常にリビングにいる。オンオフの切り替えが大事だ。仕事モードへ切り替えるために、音楽は欠かせない。

 

長年お世話になっているのが RHA T20。4 年前くらいに買って以来、ずっとこの音の虜となっている。

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ズンズン迫る低音と伸びる高音、そして立ち上がりの早い音がロックにピッタリ。何より、スネアの表現が秀逸だと感じている。この、聴く人を楽しくさせてくれる音作りは、いつ聴いてもすごいなぁとため息が漏れる。

ウィークポイントはケーブル。癖が付きやすい上にリケーブルできないという点があるが、後継機の T20 Wireless でこの欠点は解消されている。(ワイヤレス化できる上に、リケーブルもできる。いいなぁ…)

 

Hidizs S3 (Sonata III) USB DAC

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基本、音楽はプライベート PC の HDD 内に入れている。仕事中に関しては、音楽を聴くためだけにプライベート PC を起動するのもなんだかもったいないので、Google Play Music 経由でスマートフォンから聴いている。スマートフォン用のポタアン (DAC-HA200) は会社に置いてきてしまった (のち、出社禁止になった) ので、なんかいい DAC ないかなぁと思って探していたら、見つけた。

今どき USB-DAC って、こんなにコンパクトになったのね。バスパワーだし、安かったので音にはあまり期待していなかったのだが、スマホ直差しに比べて間違いなく音は変わったことにまず驚いた。音場が若干広がり、低域が締まるのが特徴的で、ドライブもわずかにしている。Android のボリュームバーを見るに、20% くらい音量が上がったような気がする。とはいえ、劇的に音が変わるわけではないので、個人的にはスマホDAC を通らないことによる心理的な、ブラシーボ的なメリットが大きいなぁと感じている。

 

OPPO HA-2

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ベランダのアウトドア用椅子で聴く用のポタアン。一昔前のモデルだが、T20 との相性は抜群で、T20 が比較的苦手とした中域をぐっと伸ばしてくれるほか、低音はさらに低いところまで出るようになる。個人的に嬉しいのは Bass Boost 機能で、特にボリュームを下げて音楽を BGM 的に聴いたときの低音補正として役立っている。(等ラウドネス曲線という、ボリュームを下げたときに高音よりも低音の方が聴こえにくくなるという聴覚上の特性がある。)

 

marantz HD-DAC1

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プライベート PC で腰を据えて聴く用の DAC。社会人になって初めてのボーナスで買った気がする。これも随分前のモデルになってしまったけど、その音質は素晴らしいもので、特に弦楽器や管楽器の、どこまでも伸びていくような生々しい表現が鳥肌もの。ウォーム系の音なので、スピード感のあるロックにはあまり向かない気がする。

バランス接続には未対応だが、それでいい。(新たな沼にはまってしまう…)

 

B&W P9 Signature

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昨年、中古で購入。ヘッドフォン沼の終着点になったやつ。密閉型ながらそうとは思えないほどのヌケの良さがある (実はそれなりに音が漏れているようで、開放型のエッセンスも含まれているからかもしれない)。いいヘッドフォンなのに、恐ろしいほど話題にならない。

音は繊細でかつダイナミック (謎)。静と動がしっかり表現できる、ダイナミックレンジの広さに驚かされる。

何でも卒なくこなすオールラウンダーだが、ロックには合うものと合わないものがある気がしている。クラシックなロックは向いていそう。あと、以外にも EDM がめっちゃ合う。量感たっぷりの低音とギリギリまで伸びる高音、そしてヌケの良さがたまらない。

このヘッドフォンでいろんな曲を聴いてみたくなり、時間があっという間に流れてしまう。そんな魅力を持っている。

 

JBL FLIP3

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お風呂用に買いやした。

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