2日目はこちら。
最終日である3日目は鹿児島市を中心にまわった。
仙巌園
鹿児島中央駅から車ですぐのところにある巨大な庭園。入園料は確か1000円ほどかかった。それを見据えても十二分にお釣りがくる値段。
入ると早速でかい大砲が僕達を惑わす。
桜島の噴火時にちり積もった灰は、このように黄色い袋に入れて処分するらしい。
立木打ちという刀の訓練によってすり減った木。バットのように横から木刀を思い切り叩きつける。鹿児島 (九州?) における伝統的な練習のもよう。
実際に木刀を使って立木打ちができるスポットもあって、試しに自分もやってみたけど刀がぶつかったときの振動がとてつもなく、打ち続けるのが大変。
どことなく感じる首里城感 (すいません)。やはりここは南の県。
これも南っぽい。
広い庭園。
ここを二宮金次郎のごとく読書しながら散策し、池に気付かず落ちてもなお読書をやめないような知的な人になりたい。
どうでもいいけどネット上で二宮金次郎を「元祖歩きスマホ」と命名した人がいて笑った。
鳩が佇む。
佇む鳩。
GW中とあって、五月幟というこいのぼりが飾られていた。でかい。
くっそーもっといいアングルあったな。
自然もいっぱい。
山もあって庭園の域を超えている。
随分ギャンブラーな木を発見。立派です。
イチョウ「わしも負けてへんで」
竹「僕も僕も」ザワザワ
もちろん庭園の定番どころもアップをはじめている
なにやら餅をつくためのししおどしがあった。
じーっと見てたけど30秒に1つきくらいのペースだったので、餅を食らうことに大きな執念がない人におすすめ。
2本の串をさした「両棒餅」をいただく。
鈴井貴之ばりに甘いものが苦手なワタクシですが、ここの醤油はおいしかった。
ドルフィンポート~桜島
かごしま水族館の方向へ車を進めるとドルフィンポートと呼ばれる商業施設がある。
そこで「日本一の回転寿司」という「めっけもん」へ行き、寿司を食べた。
確かにうまかったが、日本一という枕詞は分が悪い。北海道にはわずかに敵わんかな~と若干思った。それでも大満足。
その後フェリーに乗って桜島へ向かった。港からわずか10分で着くとは思わなんだ。
ドン
展望所からの眺め。
灰で埋まってしまった「黒神埋没鳥居」。
鳥居に併設されていた小学校(特に観光地ではない
数日前に噴火したとの報道だったけど、特に灰があったような形跡はなかった。そんなもんなのか。
帰り際の鹿児島タウン
時間の関係で桜島を早めに切り上げて鹿児島中心部へ戻ってきた。そういえば薩摩といえば西郷隆盛を見ていない、ということで穴場の観光スポット・その名も西郷洞窟へ。
なんでも西郷さんが最期に過ごしたところらしい。写真にはないけどとても狭い洞窟で、こんなところで隠れて過ごしたとはさぞ心細いかっただろうなと思った。詳しくは
西郷隆盛洞窟 など他サイトさんを参照のこと。
ふむふむと説明を読み、さて車に戻るかと駐車場へ向かったら近くのお土産屋さんからたくさんのラブコールもとい営業、いやキャッチのラッシュ。特に「せごどん」のお婆ちゃんの粘り強さはもはや名物だそうなw
鹿児島空港
早いものでもう空港。飛行機のトラブルでフライトまで時間がだいぶ余ったのでのんびりとお土産を探していたらさあ大変。空港のレストランがことごとく閉まってしまった。東京への最終便が遅延したということで、レストランの営業時間はそこまで考慮されていないのだろう。
そんな中、唯一空いていてくれた「ふく福」さんには感謝。焼酎飲んじゃうわよ。
とんかつとかカツカレーとか黒豚をウリにしたお店だったのに、何を血迷ったのか唐揚げ定食にしてしまった。やーでもうまかった。ふつうの空港レストランなのにレベル高い。
ということで、ほろ酔い状態で飛行機に乗って冷凍都市へ帰っていくのでありました。
まとめ
- 定番の観光名所である霧島神宮、指宿の砂風呂、仙巌園は流石。
- 甑島は本当に何もなくて最高。
- でも実はまだまだ遊び尽くせていない。また行きたい。ご参考: まるで天然プラネタリウム!甑島(こしきしま)のアクティビティを紹介します | 出張!全国どこでもオフィス
- 道路が少なく混雑しやすい。あと運転マナーはやはり九州クオリティ。
- とはいえ、ゴールデンウィークにしてはそこまで大きな混雑がなく快適に観光ができた。これが福岡だったらもっと混んでいただろう。
- 川内駅周辺は意外と栄えていた。
- 焼酎がうますぎる。
- 飯のまずい店に一度もあたらなかった。
- 全体的に西郷推しと黒豚推し。
- 今回行ったのは鹿児島市近辺と指宿方面、つまり左半分。一方右半分の大隅半島はほぼノータッチだったのが悔やまれる。あと甑島以外の離島。
熊本に一時住んでいたときも思ったけど、九州の雰囲気は案外自分に合ってるかもしれない。
とにかく居心地が良い。あと都会部と田舎部のギャップが大きいのでどちらも大いに楽しめる。
北海道もいいなあ。九州もいいなあ。…でもやっぱり北海道!