北海道に住みたいと言っているだけのブログ

これが本当の恋

先日、CDTV を見ていたら「ダウンロードランキング」で星野源の「恋」が十数週連続で1位などという紹介がされていた。カクバリズム時代のころと比べると、随分出世したんだなあと思う。

Wikipedia によると、2003年・22歳の時点で「ウォーターボーイズ」の劇中歌を作詞・作曲するなど、若くから才能をいかんなく発揮しているようだ。

「恋」が売れたのには幾つかの理由があると思うが、その一つが歌詞にあると推測する。やはり「夫婦を越えてゆけ」というフレーズだろう。日常生活じゃなかなか聞けない一節であり、本人主演のドラマともうまく共鳴している。歌詞は、日本人にとって最も重視する要素の一つであることに今でも変わりはない。

 

そんなことをぼんやりと思いながらPCのハードディスクを整理していたら「マイドキュメント」にいつ作ったかわからない Lyrics フォルダがあった。恐る恐る中を見てみるとそこにあったのは図らずも「恋.txt」。見るのが怖い。

 

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肝心の中身についてはここで公開しようか随分迷ったが、作詞した当時の情熱を無駄にするくらいなら恥をかいたほうが良いと判断したので、載せることとした。

 

 

✫お前は悪の化身で
君はあの日のララバイ

いつでも三点倒立
最後に笑うのはポチ
おまかせサイバー警察
陸と孤島のせめぎ合い

笑えよ顔がベンゼン
捨てない記憶が野ざらし
音にまみれてポワソン
夢と現実の老婆



もやし育てたいなんて
艶かしい声で言うなよ
ままごとあそびでBurnin'
スキップ失敗でLovin' You

石田三成とGoal in
愛妻弁当プロマイド
物干し竿ピロパロピロ
最高の夜を演出だ

 

このクオリティの低さに愕然としたのは言うまでもない。意味不明な上、特に韻を踏んでいるわけでもない。最後の物干し竿のくだりなんてやっつけ感がいっぱいである。疲れたのか。

ちなみに恋.txtの最終更新は2013年。23歳。その頃なんて星野源はドラマの挿入歌を作っていたのに。

圧倒的能力の差に我敗れたり。