北海道に住みたいと言っているだけのブログ

2017年の桜事情 part.2

 

hurikake.hatenadiary.jp

第一弾はこちら。

第二弾は、なんとなく有休をとった4月14日に小湊鉄道へ向かったときのもの。千葉好きとしては避けて通れない小湊鉄道、いよいよ出陣す。

 

小湊鉄道

JR内房線の五井から上総中野までをつなぐ鉄道会社および路線。終点の上総中野から別会社のいすみ鉄道に乗り換えれば房総半島の真ん中を横断できる。

都心から近いのにど田舎を味わえるところが大きな魅力。これはいすみ鉄道のコピーだけど、「ここには『何もない』がある」という一節がすべてを表している。

 

乗車

早速始発の五井駅へ。五井までは千葉駅から内房線で数駅とすぐそば。このアクセスの良さよ。

 

Kominato Train

どーん。列車好きにはたまらないでしょう。特に鉄オタじゃない自分でもワクワクするぜ。

 

GR001628.jpg

3両? くらいの小さい電車。でも平日だったからか人が少なく車内は快適。

 

養老渓谷

GR001633.jpg

小湊鉄道で最も観光チックな駅といえば養老渓谷駅でしょう。千葉随一の美しい渓谷で紅葉シーズンはそりゃもう大人気だという。今年の秋も行ってみようかな。

 

GR001634.jpg

外に出ると早速ローカルな光景が。これだけで来た甲斐がある。

 

GR001645.jpg

渓谷へは向かわず、桜がありそうなところへ歩いてみる。

いやーしかし安心する町並みだ。

 

Suzuki with Sakura

スズキの看板見るだけで安心する私は田舎民。そして桜とのコラボ、もう最強でしょう。

 

菜の花畑

グーグルマップを見てみると近くに菜の花畑があるという。

誰かが善意で登録してくれたんだろう、実にわかりやすい名前だw

 

IMGP7672.jpg

そうこうして歩くと到着。

 

GR001655.jpg

ちょっと予想以上のスケールで圧倒される。。

 

IMGP7693.jpg

桜も咲いているけど、やっぱり黄色に目が行ってしまう。

周りを見渡すとカメラマンがいっぱいいた。まさに近くを電車が通るため、撮り鉄の聖地となっている模様。

 

rural time

せっかくなので自分もやってみた。フィルムライクな現像と合うなあ。

 

IMGP7721.jpg

これはね、ハマりますね。

しかも、電車側もここを通る時だけ速度がゆっくりになるんですよ。それは我々撮り鉄のためというより、乗客にコチラの菜の花畑を見せるためにやっているもの。結果的に我々も列車をファインダーで追いやすくなるからまさにウィンウィン。

ただローカル線なので本数が少ない。1時間に1本とかそんくらいなので、さすがに次の列車を待つほどの情熱はなかった。

 

上総大久保へ散歩

IMGP7786.jpg

菜の花畑はどれだけいても楽しいけど、そろそろ疲れてきたので帰ることとする。

養老渓谷駅へ戻るのはつまらないので、次の駅: 上総大久保駅まで歩いて向かうことに。

 

GR001670.jpg

道中で神社があったのでお参りする。

 

GR001695.jpg

げっ、なんかめっちゃ階段ある。

ぜーぜー言いながらもなんとかお参りできた。願い事はもちろん「帰りに足滑らせて落ちませんように」

 

IMGP7791.jpg

今度はトンネルに差し掛かった。歩道と車道が分かれているので安心。

 

IMGP7802.jpg

「性欲の!」

田舎だものやっぱり落書きはある。エネルギーが有り余ってる若者が描いたんだろうなあ。

 

IMGP7804.jpg

「芸術の!」

なんだか少しわからなくなってきた。

 

IMGP7805.jpg

「食欲の!」

ここまで来るとふざけているのか本気なのかわからん。

 

IMGP7809.jpg

もうすぐで駅!というところでまたも素敵な通りに出た。

人っ子一人いないのが都会では味わえないところ。

 

IMGP7836.jpg

春って感じですな。

 

IMGP7850.jpg

まぶしい。

 

IMGP7868.jpg

ようやく駅に到着。

 

IMGP7873.jpg

逆光でおばあちゃんが映える。

 

GR001722.jpg

上総大久保駅はトトロのいる駅と呼ばれていて、待合室にはこのような絵が描かれていた。実にほのぼの。

 

IMGP7876.jpg

 

帰りましょう

IMGP7878.jpg

1日乗り放題券を買ったのでまだまだ遊べるんだけど、疲れたので今日は退散。

 

GR001736.jpg

最後に桜で締め。

電車の窓越しに撮ったんだけど、窓の汚れが太陽の光を拡散させて膨大なフレアになった。それがまたいい味だしてる(気がする)

あと、途中でちょうど中学生の下校と重なってガラガラだった車内は途端に満員となった。なおさら、あーローカル線だなーって感じ。イマドキの学生はみんなスマホゲーか iPod だった。

でもそれ以上に五井から千葉までのJR内房線が最も混雑していた。確か17時くらいだったかな。さすがに朝ラッシュほどじゃないけど、上りなのに混むとはなんだか意外だった。

恋は盲目と言うけれど

毎度毎度北海道に住みたいとうるさいワタクシですが、まずは知識からということで移住関連の本を読んだ。

 

北海道に暮らす 道東編―資金ゼロからの北海道移住

北海道に暮らす 道東編―資金ゼロからの北海道移住

 
生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)

生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)

 

どちらの本も純粋に読み物として面白い。特に前者。

北海道へ旅行をしていたら気に入り、そのままエリート企業を退職。とはいえお金がないのでバイトをしながらシェアハウスをしていたらいつの間にやらルームメイトとの間に子供ができたので仕事を探しながら家も探す。まーとにかく行き当たりばったり、考えるよりも行動、そんな破天荒なエッセイ。

笑ったのが P.23

危険な兆候だった。後に知ったことだが、北海道を長期旅行する人が少なからずかかるという『帰りたくない症候群』の発病だった。

この病を発症した旅行者たちは、すぐさま様々な理論を自分の中で展開させていく。(中略)本当はただぐうたらしていたいだけなのだ。

みんなもかかるのかと安心したものだ。

その他、これら2冊を読んで感じたことを思いのままに書き連ねていく。

  • 上にも書いた「考えるよりも行動する人」ばかり出てくる。重い一歩を踏み出す力、逆境に負けない行動力、これらが大事なのかもしれない。
  • 結局は「給料ダウン」にどれだけ心許せるか、これが一番大きいと思う。
  • 田舎ならではの人間関係で苦戦する人多数だった。
  • 書籍のテーマ的に「自然」「田舎」への移住がメインだからだろうか、なんか山だの川だのそういった話ばかりだった。一方で、自分が漠然と暮らしたく思ってる「札幌の郊外」あたりの生活イメージはあまり進まなかった。
    • というか、果たして中途半端な田舎に越して幸せになるんだろうか? とか。
      • まあそこは人それぞれか。
  • 食べ物が美味しいのは本当にメリットだと思った。

もうちょい色々読んでみよう。

レンズ壊れて KP への期待高まる

ゴールデンウィークの旅行に向け、リコーイメージングスクエア新宿にてレンズの検査をしてもらった。見てもらったのは 16-85mm。なんだか最近ブレブレの写真ばかりなんだよなあ。

結果、見事「不具合あり」とのことであえなく入院となった。また諭吉が飛んだ。この前はギターを直してもらったばっかりなのに。

GR001612.jpg

去年、函館でカメラごと床に落としてしまった衝撃で「ローラー」とやらが破損してしまったらしい。そのせいでピントが合わないと。

とりあえずぶれぶれ写真の原因が自分の腕じゃなくて良かった。

 

f:id:hurikake:20170423223544j:plain

そして気になったのが以前も書いた PENTAX KP について。

 

hurikake.hatenadiary.jp

レンズを診てもらっているあいだ、自由に触れる KP が置いてあったので試しに色々撮ってみた。

グリップ部がスマートなフォルムはやっぱり素晴らしいし実にコンパクト。あとこれは意外だったんだけどシャッターフィールが心地よかった。結構甲高い音で、あー写真撮ってるんだなぁ~と思わせられるようなキモチに。(実際撮ってるんだけど)

f:id:hurikake:20170424010921j:plain

やっぱり小さいは正義ですね。

上の記事を書いた時点ではあまり買う気がなかったんだけど、実際に触ってみたら少しずつ興味が湧いてきた。

とはいえすぐ買い換えられるほど財布の紐は緩くないので、まずは今使ってる K-3 のシャッター枚数が1万ショットを超えたら考えよう。今現在、2年弱ほど使って約 8000 ショットくらい。…ということは、あと半年ほどで…?