カメラと技術と時々音楽

室蘭丸

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昨朝は長万部の女将さんに駅まで送ってもらった。昔は長万部も賑わっていたこと、理科大誘致の効果は(宿泊業的には)あまりないということ、新幹線が繋がるととても嬉しいなどのお話を聞いた。
長万部の場合は、近くに洞爺という強力な観光地があるから宿泊含めみんなそっちに流れてしまう気がする。これといった観光スポットも徒歩圏内にない。自分みたいに目的もなくぶらりと立ち寄って、そのまま泊まるような形にはもってこいの場所なのだけど、そんな人はあまりいない。
今後は新幹線の駅ができることで、何かしらの観光スポットが新たにできるなどの盛り上がりがあるとよい。
長万部はまだ良いが、他の道内地方についてはどうやって人を呼び込めばよいかで頭が痛い。このままジリ貧を長いことやってしまうと、海外資本の手にかかってそれぞれの町の良さが均一化されてしまう恐れがある。

長万部から母恋(室蘭)へ。地球岬を眺めながらぼんやりし、名物?のカレーラーメンを食べ、白鳥大橋や工場夜景を嗜んだあとに赤提灯で焼き鳥を喰らう。せっかく北海道へ来たのに新潟の酒を頼んでしまうあたり、冒険心のなさが垣間見える。
それにしても室蘭の商店街は寂れ具合が半端ない。オールシャッターとまではいかないものの、建物の老朽具合や流れるメロディの哀愁感がなんともいえない。室蘭は鉄で栄えた町のようで、産業の転換とともに賑わいも徐々に小さくなったのかもしれない。
この日の宿は第二プリンスホテル。値段の割に部屋が広いし、人工温泉もある。自分で押し入れから布団を引っ張ってきて敷くスタイルも実家みたいで良い。ただ、夜中に洗面所から「ドギョギョギョ!(ワン!ワン!)ギョルギョル!(ワン!)ドポッ!(ワン!)」みたいな轟音がしてきたのには飛び起きた。おそらく大浴場のお湯を抜いたときの排水管の音か?とは思ったんだけど、いい具合に犬の鳴き声みたいな音が鳴っていたので違う部屋の盲導犬が怒り狂ってこっちにきたのかと寝ぼけながら思った。
そんな寝不足なコンディションで今日は苫小牧と安平町へ向かいます。