10/22 (土) にインストバンド LITE 主催のライブへ行ってきた。(月末になんとか滑り込み投稿)
LITE といえば、フェスでなんとなく観に行ったときに何だかよくわからないけどいつの間にか号泣してしまっていたという特別な思い入れのあるバンド。
それ以来、いつかまたライブに行きたいなとは思っていた。そして大学生の頃に念願のチケットをゲットできたが、勘違いでライブ当日にバイトを入れてしまいそのまま交代が見つからず絶望の一夜を過ごした思い出も。
今回、盟友バンドとともにライブを企画したということで満を持して参戦。
うきうきで会場へ向かったが、誰かが何もないのに非常停止ボタンを押しただかで電車が遅延して、開演時間に間に合わなかったのが残念。まあ、安全が一番ね。
skillkills
急いでステージのドアを開けたら、摩訶不思議な音が鳴ってて驚いた。
ヒップホップに近いんだけど、リズムがすごく複雑でもはや別ジャンルのよう。
アニメ「ニンジャスレイヤー」のテーマ曲にも抜擢されたみたいで、なんだかすごく納得した。アーバンかつアングラな感じは近い。
Ninja Slayer [ED 12] - skillkills - Neo Cyber Madness
Mylets
背の高いアメリカ人がぽつんとただ一人。一体どんな音楽なのかとワクワクしていた。
スタイルは打ち込みのバンドサウンド+ルーパー(ギターで弾いた音を録音して、ループ再生させるエフェクター)による多重演奏。
で、この Mylets さん(本名はヘンリーさんらしい)、素人目でもギターがものすごくウマイ。惚れ惚れしてしまう。
ただ、主にルーパーだと思うけど機材のコントロールがすごく忙しそうだった(笑)。ここは一人でやる上での宿命かもしれない…。
Mylets - Arizona - Audiotree Live
TTNG
こちらも外国のイケメン3人組、いわゆるマスロックバンド。
日本でツアーを行うなど、国内でも人気は高いらしい。(全く知らなかった)
ここにもヘンリーさんが乱入して夢のコラボを行うなど、会場は大いに盛り上がった。
TTNG - If I Sit Still, Maybe I'll Get Out of Here - Audiotree Live
LITE
待ってました。11月に発売する新アルバムを引っさげての登場。
LITE の中でも、ベースの井澤さんが特にカッコイイ。例の号泣事件も、彼のエモーショナルなプレイングに呼応したような気がしていてならない。
そんなわけで、幸運にもステージ左側のベース近くへ移動できた。
既に開演から3時間近く経っていたけど、たくさん曲を演ってくれた。
新アルバムからもいくつか。「今作は賛否両論ある」とギターの武田さんが言っていた通り、今までになかったような曲が目立った。まさか歌が入るとはw
LITE / 100 Million Rainbows (Live at LIQUIDROOM,Ebisu,2013)
ライブ中の録画
ライブは大満足だったんだけど、ちょっとしたことで残念な気持ちになる。
例えばスマホによる撮影/録画。賛否両論あるけど、少なくとも今回はライブ会場のLiquidroomが禁止しているんだからやめたほうが良い。
それ以上に、頭上に掲げたスマホが邪魔で見えない。なぜ他人のディスプレイを通じて演奏を見なければならんのか…
私自身、どちらかというとライブに対しては保守的で「その場限りの生演奏を楽しむ場所」と考えているからか、この一件は妙に気になってしまった。
LITE の素晴らしさ
ポジティブな話に戻すが、彼らの素晴らしさは一体どこに有るんだろう?と考えたところ、ハイレベルな演奏技術はもちろんだけど、他に「4人が実に楽しそうに演奏している」ことが挙げられると思った。
だから観客側も楽しい。
実に単純なことだけど、意外とこの「楽しそう」を感じられることって多くないような気がしている。