
札幌の夏
お盆を過ぎて朝晩の冷え込みが出てくるようになってきた。個人的には寝るときに軽い肌掛けがないと少し寒い。季節が折り返し地点にやってきた感じがする。この感じ、20 ~30 年前の新潟で感じていたやつなんだけど、今はそれが北上して札幌で同じ感覚を覚えている気がする。恐ろしい。
そういえば今年はあまり夏っぽいことをしていないな。海、花火、祭り、自然。まあ、焦る必要はないから、来年でいいかな。今年は久々に子を連れて地元に帰れたので、それでだいぶやり切った感がある。
チラシお断りの効能
千葉に住んでいたころと比べて、家の郵便受けに入れられるチラシの量が多いなということに気付いた。そもそもチラシというものが好きではない (好きな人もそういないと思うが)。特に嫌なのが地域密着のフリーペーパーみたいなやつで、相手側から一方的に投函しておいて「発行部数〇〇万世帯!」みたいなことをだいたいみんな言っている。受け取った方はわざわざ雑がみとか燃えるゴミとして捨てなきゃいけないのに。
そこで、Amazon で売ってた「チラシお断り」ステッカーを郵便受けに貼り付けた。この類のやつ、「ここの部屋の住人は心が小さそうだな」などと思われたくないので付けるのに少し抵抗があったのだけど、それよりもフリーペーパーとか釜飯を見たくなかったので、ものは試しで付けてみた。
で、これがめちゃくちゃ効果があって、付けた途端にチラシの 9 割くらいが投函されなくなった。発行元がしっかり統制効かせてて、チラシお断りの家庭には絶対配らないようにということにしてるんだろうな。
知っている人にとっては何をいまさらという話ではあるが、必要な郵便物しか届かない世界というのはとても気持ちがいい。
トリダス

お薬取出器トリダス TOP-001-G | 大同化工株式会社
最近買って一番感動したのはコレ。薬局で出される薬を簡単に取り出してくれる「トリダス」。
通常、指で押し出して薬をとり出すものだが、錠数が多かったり小さい錠剤だったりすると指が痛くなる。だが、トリダスを使うと軽い力でポンポンと薬を取り出すことができる。また、取り出した薬はオレンジ色の容器に溜まっていくシステムになっているので、1 か月分をまとめて取り出してピルケースにザーっと入れるといったことも可能。
この手の名前がダサすぎる系の製品は二極化が進んでいて、名前を凝らす必要がないほど手抜きな駄品と、名前を凝らす必要がないほど支持されている名機がある。「トリダス」は後者で、ライバルが追従できないほどの完成度を誇っている。
正直、一家に一台レベルであってもよいレベル。
フィロソフィーのダンス / テレフォニズム (無印) とテレフォニズム (Night Tempo Melting Groove Mix) どちらが良いか考えるだけで小一時間が経つ
2021 年の曲なのだけど、テレフォニズムという曲が素晴らしくて、最近は何度もリピートしてる。
たびたびブログで話題にしてきたように、シティポップへの傾倒が個人的にここしばらく続いていて、でもそろそろお腹いっぱいになってきたかも、と思い始めてきたところだった。そんな中で YouTube Music さんがレコメンドしてくれたのがこの曲。
完璧。メロウだ。
この曲にはフューチャーファンクの巨匠 Night Tempo 氏によるリミックスも存在していて、こちらも負けず劣らずの出来。
原曲よりもソリッドになっていて、より色温度の高い感じがするし、原曲のメロディーの良さがより引き立っている気もする。
どちらが良いか、悩む。
楽しい。
これらの曲たちのおかげで、自身のシティポップは一区切りできた気がする。