4 月の話になるのだけど、週末に家族で美唄に一泊して宮島沼に行った。
ずっと行きたかったところなのだが、なかなかタイミングが合わず、念願叶ってのことだった。タイミングというのが、マガンのねぐら入り・ねぐら立ちが見られる春・秋の一部である。
とてつもない数のマガンが一斉に、早朝にはねぐらを立ち、夕方にはねぐらに戻るというイベント。
宮島沼でマガンを見るには - 美唄市ホームページ によると、「はじめての宮島沼で暗くて道がわからず、農道に迷い込んで脱輪したり、溝に車を落としたりする方がいます。はじめていらっしゃる場合は、下見をかねて夕方のねぐら入りからはじめるほうが無難だと思います。」とのことだったので、今回は夕方のねぐら入りを見に行くことにした。
天気に恵まれる。
沼に到着すると、既にたくさんのマガンが先客でいらっしゃった。
日が暮れてくると、とてつもない数のマガンが飛んできて、夕暮れの空を埋め尽くし始めた。光景もそうだが、音がまた猛烈で、360 度あらゆる方向から「どわー」という飛行音が響きわたる。あまりの迫力に思わず声が漏れてしまった。感動せざるを得なかった。
春のマガンはこのあとロシアの方に向かい、逆に秋にはロシアからここ宮島沼を経由して宮城に向かう。今秋はぜひ、ねぐら立ちの方を見てみたい。