日本インターネット書紀 この国のインターネットは、解体寸前のビルに間借りした小さな会社からはじまった
- 作者: 鈴木幸一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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IIJ の社長さんが会社を立ち上げて発展させていく話。まだインターネットが日本に存在しない、すなわり前例がない中で、ISPというビジネスを成立させることの難しさが生々しく書かれている。
あと社長さんのバイタリティにはただただ脱帽である。こういうのを読むと、絶対に自分は社長になんてなれないと感じる。
外向型人間向けに最適化された世の中を、いかにして内向型人間が生き抜いていくべきかが書かれた本。
「超」がつくほどの内向型である自分も今は何よりいい大人なので、目新しい内容はさほどなかった。とはいえ中学生のときに出会っておけば、ただでさえ傷つきやすい思春期で必要以上に悩んだり苦しんだりすることはなかったかもしれないなぁ、と思う。