まだまだ紅葉前の11月はじめ、なんとなく秩父へ行ってきた。西武線には普段からお世話になっているので、西武が (CM 含め) たいそうお金をかけてるっぽい秩父へ一度は行っておかないと。
特急に乗らなくても、池袋から2時間ちょいで行ける。
散歩
駅前に早速よさげな温泉があった。西武渾身の商業施設。あとで来よう。
とりあえず市役所方面へ行ってみた。役所の敷地内になぜか神社があって、中には「亀の子石」が祀られていた。なにやら神聖な雰囲気だったので、カメラはしまい記録するのは脳内だけにしておいた。
秩父市役所。最近建て替えたのか妙にモダンで新しい。なんだか秩父らしからぬ感じが。
上長瀞
秩父本線に乗って長瀞方面へ向かう。それにしてもこの秩父本線、熊谷や羽生まで行けるとは…てっきり秩父ローカルな路線とばかり思っていたが、恐るべし。
上長瀞駅に到着。あまり降りる人はいない。
駅がいい感じ。
お目当ては駅前のそば屋。秩父はそばがウマイということで、そば好きとしては黙っていられない。
贅沢に天ぷらも頼んでみた。油から野菜から何まで上品でうまっ。
秩父名物のくるみそばを頼んでみた。つゆがくるみ入りで、実に香ばしい味わいだった。
もちろんそば自体もハイレベル。大満足。
埼玉県自然博物館
上長瀞駅から少し歩くと博物館があるそうなので、行ってみた。にしても良い天気だ。
秩父は地学マニアによってはたまらないところらしく、化石とか地層とかそういった類のものが充実していた。
個人的には動物剥製ゾーンが一番面白かった。
手元にあるボタンを押すとライトが光って、隠れていた動物が照らし出される仕組み。
ツキノワグマもいた。このシチュエーション、クマの個体によっては即襲われるパターン…
長瀞
渓谷の方へ歩いていくと、見張り番のような猫がいた。ちなみに下は崖なんだけど、よく平気だな。
かの有名な長瀞渓谷。秩父といえばこれ、というイメージがあった。冬も冬で美しい雪景色が見られるので、体力があったら行きたい。
少し歩いて今度は秩父神社。
いい感じの紅葉具合。
光で銀杏がキラキラしている。肉眼のほうが写真よりも数倍美しかったんだけど…くっそ、悔しい。
当時はモノクロがマイブームだった。こんな風にちょくちょくモノクロ写真を挟んでくるので要注意
よい光が満遍なく降り注いでいた。
神社には水占いなんてものもあった。
学業の神様、菅原道真公が祀られている。
徳川家康もひっそりと。
見どころいっぱいの秩父神社。
寄り道しながら帰路へ
秩父神社から長瀞駅へ戻る。回り道していたら、何やら異彩を放つ道の駅があった。その名も「道の駅 ちちぶ」
秩父の名産品のほか、食堂もあった。
そして待ちに待った温泉へ。
大江戸温泉物語的な入場料を覚悟していたが、意外や意外、割と良心的な価格 (タオルセットで 1200円くらい) で西武への株が上がった。
できたばかりなので浴場はめちゃめちゃキレイだし、岩盤浴も小ぶりながらあるので素敵。
フードコートもあって至れり尽くせり。
何餃子だったか忘れたけどうまかった。