第一弾はこちら。
第二弾は、なんとなく有休をとった4月14日に小湊鉄道へ向かったときのもの。千葉好きとしては避けて通れない小湊鉄道、いよいよ出陣す。
小湊鉄道
JR内房線の五井から上総中野までをつなぐ鉄道会社および路線。終点の上総中野から別会社のいすみ鉄道に乗り換えれば房総半島の真ん中を横断できる。
都心から近いのにど田舎を味わえるところが大きな魅力。これはいすみ鉄道のコピーだけど、「ここには『何もない』がある」という一節がすべてを表している。
乗車
早速始発の五井駅へ。五井までは千葉駅から内房線で数駅とすぐそば。このアクセスの良さよ。
どーん。列車好きにはたまらないでしょう。特に鉄オタじゃない自分でもワクワクするぜ。
3両? くらいの小さい電車。でも平日だったからか人が少なく車内は快適。
養老渓谷へ
小湊鉄道で最も観光チックな駅といえば養老渓谷駅でしょう。千葉随一の美しい渓谷で紅葉シーズンはそりゃもう大人気だという。今年の秋も行ってみようかな。
外に出ると早速ローカルな光景が。これだけで来た甲斐がある。
渓谷へは向かわず、桜がありそうなところへ歩いてみる。
いやーしかし安心する町並みだ。
スズキの看板見るだけで安心する私は田舎民。そして桜とのコラボ、もう最強でしょう。
菜の花畑
グーグルマップを見てみると近くに菜の花畑があるという。
誰かが善意で登録してくれたんだろう、実にわかりやすい名前だw
そうこうして歩くと到着。
ちょっと予想以上のスケールで圧倒される。。
桜も咲いているけど、やっぱり黄色に目が行ってしまう。
周りを見渡すとカメラマンがいっぱいいた。まさに近くを電車が通るため、撮り鉄の聖地となっている模様。
せっかくなので自分もやってみた。フィルムライクな現像と合うなあ。
これはね、ハマりますね。
しかも、電車側もここを通る時だけ速度がゆっくりになるんですよ。それは我々撮り鉄のためというより、乗客にコチラの菜の花畑を見せるためにやっているもの。結果的に我々も列車をファインダーで追いやすくなるからまさにウィンウィン。
ただローカル線なので本数が少ない。1時間に1本とかそんくらいなので、さすがに次の列車を待つほどの情熱はなかった。
上総大久保へ散歩
菜の花畑はどれだけいても楽しいけど、そろそろ疲れてきたので帰ることとする。
養老渓谷駅へ戻るのはつまらないので、次の駅: 上総大久保駅まで歩いて向かうことに。
道中で神社があったのでお参りする。
げっ、なんかめっちゃ階段ある。
ぜーぜー言いながらもなんとかお参りできた。願い事はもちろん「帰りに足滑らせて落ちませんように」
今度はトンネルに差し掛かった。歩道と車道が分かれているので安心。
「性欲の!」
田舎だものやっぱり落書きはある。エネルギーが有り余ってる若者が描いたんだろうなあ。
「芸術の!」
なんだか少しわからなくなってきた。
「食欲の!」
ここまで来るとふざけているのか本気なのかわからん。
もうすぐで駅!というところでまたも素敵な通りに出た。
人っ子一人いないのが都会では味わえないところ。
春って感じですな。
まぶしい。
ようやく駅に到着。
逆光でおばあちゃんが映える。
上総大久保駅はトトロのいる駅と呼ばれていて、待合室にはこのような絵が描かれていた。実にほのぼの。
帰りましょう
1日乗り放題券を買ったのでまだまだ遊べるんだけど、疲れたので今日は退散。
最後に桜で締め。
電車の窓越しに撮ったんだけど、窓の汚れが太陽の光を拡散させて膨大なフレアになった。それがまたいい味だしてる(気がする)
あと、途中でちょうど中学生の下校と重なってガラガラだった車内は途端に満員となった。なおさら、あーローカル線だなーって感じ。イマドキの学生はみんなスマホゲーか iPod だった。
でもそれ以上に五井から千葉までのJR内房線が最も混雑していた。確か17時くらいだったかな。さすがに朝ラッシュほどじゃないけど、上りなのに混むとはなんだか意外だった。