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池と沼は同じだった

いつか札幌に移住したい26歳です。

カメラと技術と時々音楽

空と熊とのあいだ

misc

今年の3月に函館へ行った時、レンタカー屋さんからもらった「北海道ドライブマップ」を眺めていた。

そこでふと気づいたことが、「知床岬への道がない」! 唯一の綱である334号線が途中で終わっちゃってるんですね。

てっきり車で行けるものだと思っていた。

 

 じゃあどうやって行くか?答えは「徒歩」のみ。

一応、船から岬付近へ航海するツアーも企画されているけど、あくまで「近づく」だけで岬に降り立つことはできないらしい。

 

徒歩でのルートはそれはとても険しいらしい。舗装されてなどいない山道を数日間かけて乗り越えなければいけない。時にはロープ一本で崖を乗り越えたり、時には海を泳いだり。

そして最も危険なのが熊。知床付近は日本一熊が生息している地域らしい。さらに、熊も羆(ヒグマ)と呼ばれ本州に生息するツキノワグマよりもずっと大きい。体長は2~3メートル。こんなのがたくさんいる。

熊は人を襲うとか、害獣とか、いろいろ不名誉なレッテルを貼られることが多い。ただ、1つ考えさせられたのは次のこと:「『興味本位で熊を見物しに行く』観光客やカメラマン」も結果的に人を襲う原因の1つとなるらしい。

なぜなら、かつては熊にとって①『人間=怖い』認識だったのが、②『何もしてこない人間が増加』したことにより③『人間=怖くない』存在になる。これにより、人を襲ったり人里に降りてくる可能性が増えてきている、とのこと。

まあ、これを論じていたのが確か猟友会かどこかの人で、彼らからしてみれば熊に「人間=怖い」認識を与えるように狩猟活動をしています、というロジックができるため、極端に考えすぎるのはやめる。

言うまでもなく、熊に餌をやるのは100%アウト。

 

…と、非常に秘境感あふれる知床だけど、人の手が加わっていない「あるがままの自然」が残っているので、それはもう絶景らしい。

死ぬまでに一度見てみたいなあ…と、観光客の一端になってみる。

 

命がけで知床岬へ到達した偉大なる先輩方のブログを見れば尊敬の念しか生まれてこないし、ヒグマに襲われてしまった過去の痛ましい記録は否応なしに心拍数を上げさせられる。インターネッツって素晴らしい。

気づいたらもう夜が明けてまう。

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