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Google Play MusicはAndroidを音楽プレイヤー化する理想のアプリ

先日Google Play Musicが日本でもリリースされた。

Apple Musicなどと同様、定額で音楽が聴き放題というサービスも魅力だが、それ以上に気になっているのが無料で5万曲の音楽をクラウドに保存できること。ついに、無料でライブラリをクラウド化できる現実的なサービスが出た。

そしてこれはAndroidスマートフォンを音楽プレイヤー化する理想のアプリだなと思う。

 

音楽ライブラリをどうバックアップするかは大きな悩みどころの1つ。特に音楽好きであれば日に日に巨大化していくから、なおさらバックアップの重要性は増してくる。NASなどを導入して本格的なRAID環境を構築するのも良いが、導入コストの問題などがあって万人のなせる手段ではない。そこで、クラウドの利用が候補に上がる。

また、巨大なライブラリになればなるほどそれを携帯で持ち歩くのは困難となる。現在私は64GBのmicroSDに入れられるだけ音楽を入れてAndroidスマートフォンで聴いているが、保有する全ての曲を64GBに収めることはできない。そうすると今度は128GBのmicroSDを買うことになるのだが、容量が満杯になるたびに新しいストレージを買うことになる。

そしてこの方法はmicroSDなどの入力端子を持たない一部のスマートフォンではそもそも使えない。人気機種のiPhone/iPodやNexusがそれに当たる。私が買い替えを検討しているNexus 5 (2015) にはそもそも16GBか32GBモデルしかないため、必然的にクラウドの利用が欲される。(なぜNexus 5にはiPhoneのように64GBや128GBモデルがないのか?という疑問に対しては、Googleがそもそもデータ保存に対してはクラウドの利用を推奨していたから、という話を聞いたことがある)

5万曲という上限は、少なくとも私にとっては有り余るほどの数である。また、今後この上限が増える可能性だってある。そこもクラウドサービスならではのメリットである(microSDが自動で容量アップすることはない)。一方、いつサービスがなくなるかは分からないというデメリットはある。

 

少なくとも、このサービスが出てくれたおかげで安心してNexusに乗り換えられることになった。音楽はクラウドに保存、出力はDAC-HA200+USB OTGケーブル経由、プレイヤーはGoogle Play Music。そしてGoogle Play MusicはLast.fmに標準対応しているため問題なくScrobbleできる(ここが大きい)。

実際にクラウド経由の再生を試してみて、またレポートしたいと思う。