食堂を超越した飲み屋

仕事帰りに飲みに行ったのだが、寄った店が一味もふた味も違って新鮮だった。

西新宿 小町食堂

最近できたばっかりのお店らしいのだが、システムがおかしい。

店に入ると、まるでスーパーのお惣菜コーナーのようにおかず類が並んでいる。我々はおぼんを持って、好きなメニューをおぼんに乗せていくというスタイルをとる。

肝心のメニューはコロッケとか炒めものとか、胃に堪えるものが中心だった。

食べたいものをおぼんに乗せたら、そのまま店員さんのところに行く。店員さんは温められそうな料理をおもむろに電子レンジへと持って行き、チンをする。（ここがツボだった。こんなオープンにチンする店初めて見た）

店員さんもほとんどが日本語覚えたての外国人なので、ぶっきらぼうな日本語がまた愛おしい。

チンを終えたところで、おぼんを持って好きな席でお酒を頼むなり、小鉢を食べるなりするのが一連の流れ。

料理も取り立てて…という訳ではないし、傍から見ると「なんだこの店は」という印象を持つかもしれないけど、私個人としてはとても気に入ってしまった。この気軽に飲み食いできる感じ、いい。また行きたいと思います。