北海道に住みたいと言っているだけのブログ

Surface RTのドジっ子ぶり

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テレビで頻繁にCMされている、マイクロソフトSurface Pro 3

高いポータブル性とスタイリッシュなデザインが功を奏している。

私もそんな波に乗って主に外出先でよく利用している。ただし惜しむらくはPro 3でなくSurface RTを使っていること。

Surface RTはWindows RTという独自OSを搭載した機種である。名前はかっこいい(Windows NTみたい)が中身は制限事項ばかりで、ドM以外には不評だった。

詳しくは調べていただければわかるが、RTはMetroアプリというWindows 8専用のアプリ以外はダウンロード・インストールできない。

一応Metroアプリの中にはFacebookEvernoteTwitterなどの定番アプリが揃っているものの、どれも完成度はお世辞にも良いとはいえない。EvernoteTwitterはインタフェースを無理やりMetro風にしたせいで逆に使いにくくなった。Facebookはそもそも日本語版が用意されていないほどの扱い。そしてまったくアプリの更新がされない放置プレイ。

まあ、上にあげたサービスはどれも元々はWebサービスだったわけで、ブラウザがあれば動くのである。RTにもきちんと完成版のIEが入っているのでこれで無問題!…と言えればよかったが、Surface RTには大きな問題がまだ隠れている。

それはスペックの低さ。この記事で言いたいことはこれだけである。とにかくスペックが低く、せっかくIEでウェブブラウジングができるのにほとんどのサイトでプチフリーズが頻発する。上であげたWebサービスJavaScriptを駆使したサイトでは数十秒~数分オーダーのフリーズが生じ、お世辞にも快適とは程遠い。今行っているはてなブログの編集も1秒に1文字やっと打ち込めるかどうかというレベル。

じゃあIEじゃなくてほかのブラウザならどうか?残念ながら今のところIE以外でRTに対応するブラウザはない。IEGoogleのトップページにアクセスすると「Google Chromeに乗り換えましょう」とか出るから喜んでクリックしたのに「あなたのデバイスでは対応していません」と出た時の悲しさ。こんな被害者を出さないためにも、RTを使っている人にはあんなメッセージ出さなきゃいいのに、あのGoogleでさえも対策をしないくらいにマイナーなOS、それがWindows RT。Welcome to underground。

ただWebブラウズの要求スペックは年々上昇するだろう、これも発売から2年近く経とうとしているため仕方ない。しかし、WordやExcelなどのOfficeでも快適に利用できないのはどうしたものか。新規作成時などファイルが軽い状態であれば問題はないのだが、文字や図が多くなってくると入力すら満足にできなくなる。マイクロソフトがチューンした製品ということで安心感を持って買ったのになぁ。

結局、一番効率的なのは一旦メモ帳で文章を編集してからはてブロなりWordなりにコピペする方法。メモ帳の軽さは永遠に不変なのだ。

そうは言っても、3万程度と安くてOfficeの入ったWin8タブレットという売り文句はとても魅力的に思えるのも事実。しかも見た目は最新のSurfaceとクリソツなので、出先でも安心してドヤ顔できる。だからか、なかなか手放せない。ヤフオクを使えば2万で売れ、上位機種のSurface 2 RTが3万で買えるというのに。なんだろうな、この気持ち。