北海道に住みたいと言っているだけのブログ

転職して 1 年

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あっという間だったが、思った以上に手応えのある 1 年だった。入社当初は全く役に立たない人間だったが、今はなんとか仕事がやれている気がする。(役に立っている実感はまだない)

技術スキル的な伸びもそうだけど、なにより昔とくらべて自発的になれた気がする。自分から動かないと何も評価されない会社なので…。勉強会で登壇したりするようになったのも少し前では考えられなかったことだと思う。

役員との距離が近いので、やりたいことがガンガン進められるのは中小の利点。自分もプロダクトとは別のプロジェクトとして開発メンバーの技術力やプレゼンスを向上させるためにいろいろさせてもらっているが、楽しい。サブプロジェクトって働きがい向上のために結構大事なのかもしれない。

先日は中途の面接官を初体験した。だいぶ前から「やらせてほしい」と言い続けた結果、ついにさせてもらえることになった。その分面接官としての責任は重く、準備や評価にかかる時間も膨大だが、得られるものは大きいと思っている。

来年振り返るときには、もうちょっと対外的にアクティブになれていればいいなぁ。1 人でも多くの人に名前を売りたい。

やはり雨の札幌 3

イビキおじさんを恨みながらもホテルで朝食。さすがルートインといった感じ。
天気はやはり曇天、むしろ小雨もぱらぱらと降っていたけど、とりあえず動こうと思って意味もなく銭函へ行った。
銭函は、札幌からみて小樽の手前にある海沿いの町。今まで降り立ったことがなかったので、興味があった。
小樽に近いといえど、観光客がまったくおらずいい穴場感だった。今回は寄らなかったけど、おいしい海鮮のお店や蕎麦屋などグルメもあるので魅力的。
 
そのままほしみ駅まで歩いた。ほしみは札幌の郊外感が強くて、とても暮らしやすそうな町だった。手稲っていいね。
お昼は札幌に戻って、24 条の田舎蕎麦屋さん。が、有名店ゆえめちゃめちゃ並んでいたので退散。
そうこうしているうちに、なんと晴れ間が…!
なんてことだ。信じられん。天気予報でもずっと雨だったのに。これだから北海道は…///
 
今こそ開拓の村に行くしかない…お昼を食べている時間などない…
 
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きた!! 念願の青空 + 村!!
 

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テンション上がってて、そんなに行けるはずないのに年間パスポートを作ってしまった。

言葉に言い表せない感動であった。

 
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ついでに、併設されている北海道博物館にも行った。
 
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初めて来たけど、すごい。情報量が多すぎて一日来ただけじゃすべて吸収することができない。
常設展示ではつぼを押さえた特集がされていて唸らせられる。辛い歴史もたくさんあって、やるせなさから感極まってしまった。
特別展示のアイヌ語地名も素晴らしかった。
 
なお、北海道博物館と開拓の村は、最近ヒグマが出た (そして撮影された) と大騒ぎの野幌森林公園の中にある。いたるところにヒグマ注意の張り紙があったり、森林公園自体には極力入らないよう注意喚起がされていた。
早く安心して散策できる日がくることを願っている。
 
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札幌に帰る道すがら、新札幌で遅めのお昼。どんぐりにいつでも行けるということは、北海道に住む最大の特権である。
ちくわパン、何度も食べたはずなのに思わず声が出るほどのおいしさ。同時にマルセイ感高まるバターサンドも買ってみたんだけど、マルセイに比べてビスケットがサクサクしていたので、宗派が分かれそう。自分はしっとりとしたマルセイ派。
 
札幌に帰ってからはいい夕暮れだったので、大通を散歩。前日まで雨が降っていたので
グッドな夕焼け具合。空気おいしい、最高。元気になる。
 
4pla (4丁目プラザ) で区民ガチャなるものをやってみた。
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「アイラブ北区」狙ったけど出なかった。他の区もやってみたけど微妙なのしか出なかった。
 
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夜。
新千歳でけやきのネギ味噌。思っていたほど味噌が濃くなくて、あっさり。おいしい。
 
そうこうしているうちに東京へ帰る頃合い。これは自分がバカなんだけど、少しでも北海道にいたかったから最終便の飛行機にしたら羽田に到着してから自宅までの終電がなかった。とりあえず総武線までは乗れたので、錦糸町まで行ってそこから自分の足で帰った。こういうとき JR は強い。
 
最近身体の不調が目立って、このままなにか病に倒れてしまって、ついには北海道に住めないまま死んでしまうんじゃないかという謎の不安がある。
そうならないためにも、無駄な時間を過ごしている暇はない。

 

やはり雨の札幌 2

寝不足がたたってチェックアウト時間の 30 分前に起床。
シャワーを浴びたり荷物の片づけを考えるとまず間に合わないので、チェックアウト時間を 30 分延長させてもらった。マークスインホテル、とてもホスピタリティに溢れている。
外に出るとやはり雨。加えて夕方からは予定があるので、札幌駅地下にずっと潜伏することにした。

 

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とりあえずご飯。ちょうど 11 時の開店とほぼ同時刻だったコロンボへ。自分が入ったあたりで席がすべて埋まった。セーフ。
この日の日替わりはチキンカツ+タマゴカレーだったので、パスしてチキンカレー。ここは普通盛りでご飯が 1 合くらいくるので、自分のような食の細い人間がカツ系にするとまず死亡する。(経験あり
もちろん申告すればご飯の量を減らすことだってできるけど、それはなんだかこの店の特徴の 1 つ (ご飯いっぱい盛ってくれる) をスポイルしてしまうような気分がするので、できれば避けたかった。
チキンカレーも、お肉がトロトロで間違いないおいしさであった。


その後、地下歩行空間のプロントで勉強会登壇用の資料を作ったり、明日どこ行こうか作戦を練ったりと行き当たりばったりな時間を送った。
話は逸れるが、土曜日の昼下がりというとチェーン系のカフェが最も混む時間だと思う。東京だと席が全て埋まっていることも当たり前の光景である。

しかしさすが札幌、自分のいたプロントは常に座席に余裕があった。このくらいの人口がちょうどいい。

 

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18 時から恩師の歓迎会。先生の元気な姿も見られたし、隣に座っていた後輩が自分のド競合の会社で働いていたりと、楽しい時間であった。


この日の宿泊先はルートインが運営する「高級カプセルホテル」。カプセルホテルだけど清潔で広い。自分のような閉所恐怖症でも安心だった。
ただ、出入り口に関してはぺライチの薄いシャッター 1 枚しかないので、音はダダ漏れである。運悪く、この世のものとは思えない爆裂なイビキをかくオッサンがいて、夜はあまり寝られなかった。次回以降は耳栓が必須。
それにしても高かった。普段は 3000 円いかないらしいけど、この日は 6000 円近かった。この土日、同じような T シャツを着ている女子が山ほどいたので、たぶんライブかなにかで宿が埋まっている影響なんだと思う。
T シャツには確か J.S.B などと書かれていたが、今どきの女性はバロック音楽を好んで聴くのかと思うと感慨深かった。