新年の初夢は「車を運転していたらヤンキーをひいてしまい、幸い軽傷だったものの死ぬほど怒鳴られる」でした。今年もよろしくお願いします。
今年聴いて印象的だったアルバム
今年一番聴いたー。は~、今作はギターが一段とかっこいい。
「ベルリン天使」が特にクレイジー。表拍にクラップが入るロッテルダムテクノ的なアプローチ、これが無機的な色を強めていて、いっそう「天使」らしくなってる。
今や大人気のカンパネラ。確かこのアルバムがメジャーデビュー作だったんだけど、普通メジャーに行くんだからアゲアゲでキャッチーな曲が1つくらいあってもいいじゃないですか。ないんですよ。リードトラックの「チュパカブラ」が「カモン注射針」「ヘモグロビン」なんて言うダウナーなハウストラックだからびっくり。その心意気、たいそう好きになった。
活動休止してしまった吉田ヨウヘイgroup。残念。
「プールヴァード」の美しさに尽きる。
アラサーホイホイとして各方面で話題になった一枚。
私もかくいうその一人。思い返すは中学時代。友達と近所のプールへ行った帰り、なんとなくゲオへ行くと有線で「消してえーーーー!!リライトしてえええーーーー!!!」とかかってるわけですね。ハガレンブームだったな。
中学の頃はラジオでもアジカンをよく聞いてて、「新譜が出ます!」と発表されたときは歓喜したもんだ。そしてついに発売されたソルファ、たくさん聞いた。中学時代の苦い思い出とともにいたのがこのアルバム。
それがセルフリメイクとして出るんだから嬉しいに決まってるし、思っていたよりも原曲のまま演奏されてたからさらに嬉しい。だって、アジカンにしてみたら十数年前の作品なんて今聴いたら粗ばかり目立って色々と手直ししたくなるはず。自分だったらそうする。でもそうならず、原曲を尊重したアレンジとなっていたのは予想外だった。
バンドで「性的地獄」を演奏する関係で久しぶりに聞き直してた。青春ロック、年をとっても自分の心にがんがん響いた。
もっと透明雑誌の音楽聞きたい!最近活動がおとなしくなっているのが心配。
去年から飽きずに聞いてる。青葉流「機械仕掛乃宇宙」は否応にも心躍る。
今年は新譜を出したので、じっくり聴き込む所存。(既に購入済み)
なお、青葉流の「サーカスナイト」も素晴らしいので必聴。
STAROCEAN 5 -Integrity and Faithlessness- Original Soundtrack
- アーティスト: 桜庭統
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/04/27
- メディア: CD
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最後がゲームでスミマセン。今年唯一買ったゲームがSO5だったんだけど、まあ数年前から期待し続けた割に散々な評価で買おうか迷った。確かに色々とボリューム不足だったり戦闘が連打ゲーだったりとマイナスポイントは多いが、楽しいのには変わりないので結果オーライ。
桜庭さんのイケイケフュージョンBGMは頭を空っぽにして浸れるから好き。メロディーセンスがずば抜けていて、プログレで難解になりがちな展開に待ったをかけてる。天才だと思う。
今年は例年にも増して音楽を聞けてない。もったいない。
来年はもっと貪欲に聞けたらな。
今年読んで印象的だった本
ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 中野雅至
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: Kindle版
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役所の人が大学教授になった話。
思っていた以上に教鞭をとれる人って一握りだなーと。民間出身だったらなおのこと。
単純に読み物として面白かった。
現代のホワイトカラー的仕事がいかに身体に悪いか、また思い込みで「身体のために」していることがかえって逆効果だったりしている事実を展開。
個人的にもっとも印象的だったのが「週末に温泉へ入る」ことが脳へ余計に疲労せしめていたこと。
料理し始めの頃、ぶつかった問題が確かにコレだった。「適量」って言われても困ると。
冒頭を読んで面白かったので購入した。タイトルにあるテーゼをひたすら論じていくのかと思ったら実はただの「丁寧なレシピ本」だったのはちょっと残念(よく読んでおけば良かった)
都会のオアシス・池袋ジュンク堂で見つけた本。
無人駅の諸行無常ばかりを集めたニッチなところが好き。なんだかやけに北海道の駅が多いぞ…?
Amazon で人気だったので買ってみた。なるほど、スーパー巡りとは…またオツな活動である…眺めているだけで楽しい。
人生初めての哲学。そもそも哲学が気になったきっかけは「トマス・アクィナスが言っていたように云々」などと哲学者の名前を使ってブログでドヤ顔できるかな、というヨコシマなものだった。(今思うとブログでこんなん言われたらイライラ半端ないな)
フタを開けてみれば実に面白いテーマばかり。著者はできるだけ中立的であるように論じたとのことで、様々な哲学者の意見を引用しながら我々に考えさせるきっかけを与えてくれる。
内容が濃いので、何度か読み返したい。
マンガ枠。アイアムアヒーローと迷ったけど、こっち。
花沢作品はワルモノを実に悪く描写してくれる。そりゃもう虫酸が走るくらいワルなキャラもいる。読んでる方はもちろん気分悪くなるんだけど、最終的にはコテンパンにやられるのでなんとか救われる。
期待を裏切るようなストーリーが続いていく上、印象的なシーンも多かった。文句なしに面白かった。